2008年4月11日金曜日

YESマンばかりの会社

弊社は1998年、インターネットに大きな可能性を感じネット通販事業に着手しました。同業種としては一番早くネット通販に進出しました。私自身、俗に言う創業社長です。一般的に創業社長の経営方針や戦略・企画は他の従業員が考えた案件より数段当たる確率が高いそうです。それは創業社長が、四六時中会社のことを考え、人生の全てを賭けて会社経営に取り込んでいるからです。もともと従業員とは温度差があり、社長から見れば従業員が努力していない無能の輩に見えるとも言われています。従業員が意見を言っても取り上げてくれることは稀です。一生懸命頑張って努力しても報われない。考えて意見・主張を持つと衝突する。衝突すると作業効率が悪くなるので外される。そのような状況下で、優秀な社員はどうするでしょう・・・会社を辞めていくのです。 環境に適応して残った社員はYESマンばかり。YESマンは楽なのです。自分で考えなくても指図してくれるからです。気が付いた時には会社は侵され、何も動かなくなっているのです。

しかし、絶対的指導者である創業社長による独裁も必要な場合があります。創業社長にとって最も難しいサジ加減かもしれません。

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