2008年5月5日月曜日

「勝てば良い。」ではダメ

組織にとって、それに携わる全員が納得出来うる志の高い理念を掲げ、TOPがその目標に邁進する事は大変重要です。皆が納得出来ない志の低い理念だと、組織活動は良い方向に進んで行きません。企業であれば「お金を稼げれば良い!」。スポーツチームであれば「勝てば良い!」という考え方をしては決していけないのです。長期的な見地に立って何が重要なのか。何をすべきなのか。逆に何をしてはいけないのか。人としてどうあるべきなのか。高所から大局を見据えた理念を掲げ、それに係る人達にアナウンスすると同時に実行しなければなりません。

柔道の鈴木桂治は子供達に指導する時、まず最初に「勝つことより大切なものがあることを教えます。」と言っていました。同じ考えを持つ私にとって大変心強い言葉です。

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